ライオンゴロシ

ライオンゴロシ
Harpagophytum procumbens

百獣の王「ライオン」すら殺す植物。

英名はデビルズクローというヤバさ
しかも毒などではなく、物理攻撃で。

このライオンゴロシと呼ばれる植物は、
固いトゲトゲの実をつけます。

トゲの先はフックのような返しがついていて、
そう簡単には抜けない仕組み。

この植物の近くを通った動物がウッカリ踏んで足にささり、
歩く度に深く埋まっていきます。

もちろん、ライオンとて例外ではありません。

取ろうと転げ回れば、周囲のトゲトゲの実がさらに体中に刺さることに。

傷が化膿して狩りができず、力尽きたライオン。

そのライオンを肥料にライオンゴロシは再び成長していくのです。

・・・。

さすがに誇張が入ってるだろ!
しかし、「不可思議プランツ図鑑(誠文堂新光社)」
にもだいたい同じような事書いてるし本当なのだろう。

通常は動物の毛などに付いて移動するタイプの植物、
なかには運の悪いライオンもいたかもしれないですね。

Devil's Claw

いきものカテゴリの最新記事