バトルライン

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原題:Battle Line
ライナー・クニツィア氏デザインの超名作!

バトルライン
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古代ローマのアレキサンダーとダリウスの戦いをテーマにした2人用カードゲーム。
これがめちゃくちゃ面白い。

ゲーム概要

バトルライン

ゲームはカードで相手より強いフォーメーションを作り、
中央のフラッグを規定数集めるのが目的。
フォーメーションはポーカーの様な「役」で構成される。

内容物

まずはセット内容を見てみよう。

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部隊カードと戦術カード、赤いコマがフラッグです。
このフラッグを先に規定数集めよう。

【部隊カード】

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部隊カードは「1~10」の数字のカードが6色分入っている。
イラストが物凄く渋くてカッチョイイ。

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6色で各10枚なので合計60枚。
トランプみたいな物と思っていただければよろしいかと。
では実際のフォーメーション(役)を見てみよう。

フォーメーションの種類

バトルライン
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以上の5種類になる。

フォーメーションの強さ

そして、フォーメーションの強さは以下の様になる。

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役は3枚で作るので単純で覚えやすいよね。

このゲームは1ターンに1枚ずつプレイするんだけど、
カードの出す順番はフォーメーションに影響しない。

例えば、

6→4→5の順番で出しても、最終的にはウェッジとして扱われる。

なので、

自分が何のフォーメーションを狙っているのか
バレない様に組み立てて行くのがポイント。

もし、

相手と同じフォーメーションが組み上がった場合は、
カードの数字の合計が大きい方の勝ち。

それでも同じ場合は

先にフォーメーションを完成させたプレイヤーの勝ち。

状況を見極めれば、ホストフォーメーションでも重要な戦力になる。

ゲームの流れ

では実際にプレイしてみよう。
【セットアップ】

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こんな感じで「部隊カードの山札」「フラッグ9本」「戦術カード山札」を配置しよう。
これを相手プレイヤーと向かい合ってフラッグを取り合う形になる。

フラッグ合計5本獲得か、連続してフラッグ3本獲得で勝利。

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こんな感じで、お互いのプレイヤーがフォーメーションを完成させた場所は強さを比べる。
そして、強い方がフラッグを取れるという流れ。

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とてもシンプル。
意図的なパスは不可で、出せるカードがあれば必ずプレイしなければならない。

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こんな感じでゲームは流れるよ。

勝利の証明

【勝利の証明について】

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このゲームの面白さのひとつがこの「証明」システム。
通常はお互いがフォーメーションを完成させないとフラッグの奪い合いができない。

しかし、

既に最強のフォーメーションが組めていたり、
相手のフォーメーションに必要なカードが既に場にでていた場合は、
「勝利が証明」される。

そして、

相手のフォーメーション完成を待つ事なくフラッグを奪える事ができる。

そして重要なのは、「既にフラッグが奪取された場所には部隊を置けない」という事。

1ターンに1枚は必ずプレイしないと行けないので、
必然的にゴミカードをどこかに捨てたい場面があります。

証明してフラッグを奪うと、
相手はそこに捨てれなくなるので、
別のフラッグにゴミみたいなカードを展開しないと行けない訳。

以上が基本ルール。
この他に上級ルールとして戦術カードがある。
少し複雑なのでゲームに慣れてきたら実装してみよう。

戦術カード

【戦術カード】
部隊カードとは別に「戦術カード」と呼ばれる特殊な効果をもたらすカード。

戦術カードは強力だが、使える枚数は「相手が使った戦術カード+1」という事。

例えば、相手が1枚使ったら2枚めを使えるという事。
詳しい効果は下記の通り。

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以上が戦術カード。
いずれも戦局を覆す超強力なカード。

上品で雰囲気の良いイラストと、シンプルなルール。
1戦が短時間で決着がつくのでついつい何度もプレイしてしまう。
運と戦略のバランスが素晴らしい、
2人用カードゲームの中ではトップクラスの面白さです。

バトルライン

原題:Battle Line
プレイ人数:2人
対象年齢:12歳~
プレイ時間:30分

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