海底に沈んだクジラ等の骨に取り付く生物。
根みたいな器官を生やし、
骨の有機物を栄養にして生きているんだって。
で、見つかるのはメスばかりでオスが発見されなかったが、
メスの体を切り開くと中にオスがいるではないですか。
その数は数十匹から100匹、
大きさは顕微鏡サイズでメスの大きさの10万分の1!
精子生み出すだけの存在で、
いずれは消えてなくなる運命だそうです。
受精して発生した幼生は海に放流。
運良くクジラの骨に辿り着いた個体はメスになる。
その後メスに辿り着いた個体はオスとなるらしい。
そうやって自らが移動できないホネクイハナムシは海の骨を渡り歩くんだって。