ブラジルの大草原セラードで幻想的に光る土の山。
これはシロアリの蟻塚で、
そのシロアリを光で誘い出すのが「ヒカリコメツキ」って虫。
同種が生息する西インド諸島では、
夜間、靴先につけて照明にしたり、
十数匹まとめれば文字が読めるらしい。
なかなかな光量ですな。
胸部の2つの場所が光る様子から
「ヘッドライトビートル」とか呼ばれたりもする。
そことは別に腹部も光るそうですね。
セラードといえば「ロベイラの木」。
この実は超不味く、小鳥も食べない。
しかし、タテガミオオカミだけはこの実を主食にするそうです。
実は寄生虫を駆除する効果があるんだって。
で、狼の糞をハキリアリ(キノコを栽培する蟻)が地下に持ち帰り、
巣の上にロベイラの木がまた生えるそうです。