クアルト
原題:Quarto
変則型4目並べ
同梱された沢山の木製ピース。
一見、なんの共通性もない棒。
しかし、よく見ると一定の共通点がある事に気づいたでしょうか?
そう、このゲームはその共通点を1列に揃える「四目並べ」なのだ。
「クアルト」はスイスの数学者「ブレイズ・ミュラー」が考案したボードゲーム。
クアルトは、イタリア語やラテン語で「4」を意味するんだって。
ピースの分類
早速ピースの分類を見てみよう。
【色が】白色・茶色
【高さ】高い・低い
【穴が】有る・無い
【形状】四角い・丸い
以上4種に分かれている。
この共通の要素を持ったピースを盤上で1列に揃えたら「クアルト!」と叫べば勝利。
この共通の要素を持ったピースを盤上で1列に揃えたら「クアルト!」と叫べば勝利。
ボード
これがボード。
1ターンに1個、好きな所に配置できるよ。
タテ・ヨコ・ナナメ、どこか1列揃えばOK。
こんな感じでね。
ゲームの流れ
例えば、写真の様に並んだピース達。
形や色は違うが、「高さは同じ」なので「クアルト!」で勝利。
こっちは「穴が開いている」が揃っているので「クアルト!」
これは「色・高さ」が揃ってるパターンですね。
といった感じ。
交互にピースを配置し、クアルトしたほうが勝利。
ただし!このゲームの特徴がもう一つ。
交互にピースを配置し、クアルトしたほうが勝利。
ただし!このゲームの特徴がもう一つ。
「自分が配置するピースは相手プレイヤーが指定した物」という事。
相手がクアルトしないように考えながらピースを渡すんだけど、これがなかなか難しい。
常に盤上を注視し、法則を見逃さないようにするので脳がフル回転する。
相手が揃えたのに気づかず、自分の手番になった時「クアルト!」といえば勝利。
これをやられると相当悔しい。
簡単だけど難しい、そんなボードゲームです。
上級ルールについて
そして、ゲームに慣れてくると通常の4目並べだと勝負がつかない事が多いです。
そんな時は上級ルール。
そんな時は上級ルール。
上級ルールは通常の1列に加え、正方形でもクアルトできるようになる。
写真の様に、四角の中で共通のルールを揃えればOK。
飛躍的に難易度が上昇し、かなり面白くなります。