ダンジョンオブマンダム:エイト

ダンジョンオブマンダム:エイト

ダンジョンオブマンダム:エイト

原題:Dungeon of Mandom VIII
ダンジョンチキンレース


ここは歴戦の冒険者達が集う酒場。
1人分の最強装備を目の前にし皆が自分の力を凄さを語りだす。

「俺ならこの剣なくても素で強いし」
「鎧とか不要じゃね?」
「回復薬常備とか雑魚だろw」

いつしか収集が付かなくなり「ダンジョン奥の財宝を取ってきた奴が最強」という話に。

ただし「装備を置いて」。

というバックストーリーのゲーム。

プレイヤーらは、酒場で毎ターン装備を捨てる。
そして「ちょ、無理!こんな装備じゃ危険!」と言って「パス」したプレイヤーは脱落。
最後まで残ったプレイヤーは有言実行として、
皆が捨てた装備の残り物を纏いダンジョンに向かわなければならない。

生還すれば勝利、できなければ酒場に残ったプレイヤーの勝利。

ゲーム内容

8つの個性的なキャラクター達。
ちなみにプレイヤー1人がキャラクター1人を使う訳ではないよ。

例えば、「騎士」の装備1人分をみんなで捨てて、
最期まで残ったプレイヤーが残った「騎士」の装備でダンジョンに挑む
って事。

【手番でできる事】
プレイヤーはモンスターカードの山札からめくり、自分だけ見る。
そして以下のどちらかを選択する。
A.モンスターカードを伏せたまま捨てて、装備も1つ捨てる。
B.モンスターカードを伏せたまま場に出し、ダンジョンとする。

これを全員で繰り替えす。
つまり、装備が減るか、ダンジョンのモンスターが増える訳です。

モンスターは頭上の数字がパワー。
それ以外の表記は相性表なので無視してもプレイ可能。
他のプレイヤーがパスして脱落したり、山札が尽きた時、
最期の1人がダンジョンの挑戦者となる。
そうそう、ゲーム開始時にランダムに2体だけモンスター山札に加えられる。
敵だけでなくお助けキャラも交じってるが大抵は厄介なモンスターだ。

チキンレースに残ったプレイヤーは残り物の装備でダンジョンに潜る。
以下、簡易的なリプレイ。

ゲームの流れ

酒場でのチキンレースに残ったプレイヤー。
残った騎士の装備「たいまつ」「聖杯」をもってダンジョンに挑む。
HPは3
まずは1匹目、ヴァンパイア(つよさ4)
騎士は「聖杯(偶数のつよさの敵は死ぬ)」
を持っているので無傷でヴァンパイアを倒す。
2戦目、ゴブリン(つよさ1)
騎士は「たいまつ(つよさ3以下の敵は死ぬ)」
を持っているので無傷でゴブリンを倒す。
3戦目、スケルトン(つよさ2)
偶数のつよさの敵なので「聖杯」
の力で無傷で倒す。

もし対応する装備をもっていない場合は、自分のHPを減らして倒せる。
もちろん残HPが0になったら死亡、ゲームオーバー。

そしてダンジョン探索は続き・・・

はい、ドラゴン出ました!
対応する装備がないので「騎士HP3」-「ドラゴン9」で騎士即死。

もし、倒してたら次は「財宝」カードだったのでクリア、惜しい所でした。
そんな感じで、操作キャラを変えて繰り返し、
財宝カード2枚手にいれるか、最期まで生き残った人が勝利。

他カード紹介

個性的な職業をご紹介。







姫の装備がもはや装備でない件。
毎回、真っ先に外される「求婚者」w
財宝カードとモンスター相性早見表。
どの職業がどのモンスターに特効装備を持ってるか分かるぞ。

一度死んだプレイヤーは早見表を裏返し赤色に。
2回ダンジョンで死んだらゲームから離脱。

異常に面白いし、リプレイ性も高い。
ダンジョンに挑戦する気なく、
良い装備をガンガン捨ててたらいつの間にか自分が挑戦者になってたりw

イラストの雰囲気も最高に良いし、
コンパクトなのでとりあえず持ってくゲームの常連です。

ダンジョンオブマンダム:エイト

原題:Dungeon of Mandom VIII
プレイ人数:2~4人
対象年齢:10歳~
プレイ時間:30分
(1ダンジョンなら10分以下で終了)

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