バトルライン
原題:Battle Line
ライナー・クニツィア氏デザインの超名作!
これがめちゃくちゃ面白い。
ゲーム概要
ゲームはカードで相手より強いフォーメーションを作り、
中央のフラッグを規定数集めるのが目的。
フォーメーションはポーカーの様な「役」で構成される。
内容物
部隊カードと戦術カード、赤いコマがフラッグです。
このフラッグを先に規定数集めよう。
部隊カードは「1~10」の数字のカードが6色分入っている。
イラストが物凄く渋くてカッチョイイ。
6色で各10枚なので合計60枚。
トランプみたいな物と思っていただければよろしいかと。
では実際のフォーメーション(役)を見てみよう。
フォーメーションの種類
以上の5種類になる。
フォーメーションの強さ
役は3枚で作るので単純で覚えやすいよね。
このゲームは1ターンに1枚ずつプレイするんだけど、
カードの出す順番はフォーメーションに影響しない。
例えば、
なので、
バレない様に組み立てて行くのがポイント。
もし、
カードの数字の合計が大きい方の勝ち。
それでも同じ場合は
状況を見極めれば、ホストフォーメーションでも重要な戦力になる。
ゲームの流れ
【セットアップ】
こんな感じで「部隊カードの山札」「フラッグ9本」「戦術カード山札」を配置しよう。
これを相手プレイヤーと向かい合ってフラッグを取り合う形になる。
フラッグ合計5本獲得か、連続してフラッグ3本獲得で勝利。
こんな感じで、お互いのプレイヤーがフォーメーションを完成させた場所は強さを比べる。
そして、強い方がフラッグを取れるという流れ。
とてもシンプル。
意図的なパスは不可で、出せるカードがあれば必ずプレイしなければならない。
こんな感じでゲームは流れるよ。
勝利の証明
このゲームの面白さのひとつがこの「証明」システム。
通常はお互いがフォーメーションを完成させないとフラッグの奪い合いができない。
しかし、
相手のフォーメーションに必要なカードが既に場にでていた場合は、
「勝利が証明」される。
そして、
そして重要なのは、「既にフラッグが奪取された場所には部隊を置けない」という事。
1ターンに1枚は必ずプレイしないと行けないので、
必然的にゴミカードをどこかに捨てたい場面があります。
証明してフラッグを奪うと、
相手はそこに捨てれなくなるので、
別のフラッグにゴミみたいなカードを展開しないと行けない訳。
以上が基本ルール。
この他に上級ルールとして戦術カードがある。
少し複雑なのでゲームに慣れてきたら実装してみよう。
戦術カード
部隊カードとは別に「戦術カード」と呼ばれる特殊な効果をもたらすカード。
戦術カードは強力だが、使える枚数は「相手が使った戦術カード+1」という事。
例えば、相手が1枚使ったら2枚めを使えるという事。
詳しい効果は下記の通り。
以上が戦術カード。
いずれも戦局を覆す超強力なカード。
上品で雰囲気の良いイラストと、シンプルなルール。
1戦が短時間で決着がつくのでついつい何度もプレイしてしまう。
運と戦略のバランスが素晴らしい、
2人用カードゲームの中ではトップクラスの面白さです。