「ロビンソン漂流記」
原題:Friday
超面白い1人用ボードゲーム
孤島で誰にも邪魔されず気ままに暮らしていたフライデー。
そんなある日、嵐で船が沈没した船の乗員「ロビンソン」が漂着した。
都会育ちのひ弱な彼は、このままではすぐ死んでしまう。
見かねた島民のフライデーは、陰ながらロビンソンをサポートする事に。
そう、このフライデーがプレイヤー。
様々な「災厄」をロビンソンに与えて鍛えるのだ。
最終的に海賊船を倒させ、ロビンソンを島から送り出し、気ままな生活を取り戻そう!
といったストーリー。
ゲーム内容
数ある1人用ゲームの中では突出して面白い。
ロビンソンのデッキを強化して「災厄」を乗り越え、海賊船を倒すのが目的。
しかし、ロビンソンは超弱い。
もう生きてるのが不思議なくらい弱い。
パワーが1とかならマシで、0とか-1とかのクズカードばかり。
さらに「衰弱」というクソカードが混入することで、より弱体化する。
例えば、パワー4の災厄「野獣」に対し、ロビンソンは4枚だして「-1」。
マイナスて・・・ニワトリにすら蹂躙されるロビンソン。
ゲームの大まかな流れ
ここでゲームの流れのをおさらい。ロビンソンはカードで「災厄」にバトルし、
ロビンソンの山札パワーがアップ!
体力が減少し、ロビンソンの山札からカードを捨てる。
を繰り返す。体力が0になると死亡。
全ての「災厄」を乗り越えた時、「海賊船」との最終決戦に挑む。
セットアップ
まずはセットアップ。
説明書通りが一番だけど、写真の様にコンパクトな配置もオススメ。
ゲームの流れ-Part1
1人用なので手番もクソもないけどw
※選ばなかった災厄は災厄カード捨て場に置く。
現在の「災厄」レベルによって敵のパワーが決まる。
最初は「緑」なので、緑の数値が敵のパワーだ。
災厄カードに記載の枚数を引けるぞ。
体力の続く限り引いてもいいよ。
(大抵、これでジリ貧になるのだが・・・)
そして、いざバトル!
数字を比べて、上回れば勝利!
打倒した「災厄」カードは自分のカード捨て場に置ける。
つまり、ロビンソンのカードに加わったのだ。
ロビンソンは経験を積んで、成長したんですなぁ。
カードの見方
敵の時は上側だけ、ロビンソンの物になったら下側を使うだけ。
真ん中に「体力+1」などのスキルがあるものは戦闘中に使用可能。
効果等の詳細は説明書をご覧ください。
ゲームの流れ-Part2
また「災厄」山札から2枚引いて、どちらと戦うか選ぶ。
今回は強い方と戦ってみよう。
「野獣」と戦う時、ロビンソンは4枚カードを引ける。
ニワトリごとき、4枚もあれば勝てるだろw
・・・、見事にクズカードばかり。
仕方ないので、体力1点支払い、追加のカードを1枚引いてみる。
やっぱりダメだった。
ゲームの流れ-Part3
戦闘に負けたら、「災厄」カードは手に入らず、災厄カード捨て場に行く。
しかし、良い事もある。
失った体力の数に応じて、戦闘に使用したカードをゲームから除去できる。
除去したカードはもう使わないので、箱にでもしまおう。
そう、ここがこのゲームの肝。
クソカードをロビンソンのデッキから除去し、圧縮。
強いカードばかりのデッキにするのが目的。
序盤から無理な敵に挑んで、体力を減らしてでも圧縮。
例えば戦闘で体力5点を失った場合。
1コストのカード5枚除去でもいいし、
1コストを3枚と、2コストのを1枚除去でもいい。
過酷な自然の中では、弱いロビンソンは切り捨てていくのですよ。
基本的にはこれを繰り返す。
ここで気になるのは山札が尽きたらどうなるのか?という事。
「衰弱」というクズカードばかりの山から1枚加えて山札を復活。
長期滞在で弱るという設定ですね。
災厄レベルが1段階上昇。
敵のパワーが緑から黄色になる。
さらなる試練がロビンソンを襲うのです。
「衰弱」カードはもう、本当に衰弱。
引いたらかなりの涙目。
デッキを圧縮しまくったら、結果敵に衰弱カードを加えまくる事になるので、バランスが難しい。
ゲームの流れ-Part4
そして、最終的に海賊船2隻を打ち破り島から脱出。
ロビンソンデッキの合計値が最終得点となる。
といった感じのソロゲーム。
難易度も半端なく高いけど。
クソカードを連続で引いた時や、パワー0の宝箱に圧死させられた時は素でロビンソンに突っ込んでしまう。
安いので是非チャレンジを。